プレイしたゲームについて書いています。最近は箱○とPSP中心。
ネタバレ等あんまり深いこと考えてないので、未プレイの方はご注意ください。
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TOV
有料βこと箱○版です。
これで、自力プレイしたテイルズシリーズは4作目になりますね。
以下感想になりますが、TOV及び作中キャラクターを好きな方は見ないで下さい。
嫌いな訳じゃないんですけど、好きな人が見て気持ちが良い内容でもないと思うので…。
以下畳んでおくので、それでも良いという方だけどうぞ。

※あくまでも個人的な感想です。好きな人を否定する気持ちはありません。というかむしろ好きな人と話し合ってみたいです。

ストーリーは、序盤というか中盤までは一部除き面白かったんじゃないかなと思います。
一部というのは、ユーリと正義絡みの所です。あそこが私にはどうも理解・納得できませんでした。
庶民から見て悪いことをしていたというのは分かります。現行の法律ではどうにも出来ないということも分かります。ただ、本当に殺す必要があったのか。そして、彼は度々自分の事を指して「罪人」ということを言いますが、本当に自分のことを罪人だと思っているのか。そこが疑問でした。途中で世界の危機に直面しその問題が棚上げされたままEDを迎えるということもあり、最後まで納得行くことはありませんでした。
殺された人間が所謂悪人という側な人間であったことは認めます。それでも、正当防衛でなく人を殺しておいて、それが明らかに罪になると認識しておいて、その罪を償うことをしようとすらしないのでは、彼の中でその罪は罪ではないんじゃないかと思います。「法律は犯したけれど、悪いことをしたとは思っていない」というような印象を受けました。EDも、その後がイラストで描かれていましたが、贖罪らしいものは何一つなく、平穏な日常そのものでしたし。増して、作中でそれを背負うって生きて行くというような覚悟も感じませんでしたし。
更に言うなら、その罪を友人や仲間は知っているのにそれを咎める事をしないという点も疑問でした。増して彼の親友であるフレンは法を遵守する側の人間であるのに、それを見逃しそのままにしている。親友だから見逃した、というよりは根本のところで「ユーリは間違っていない」と思っているんじゃないかと思います。親友ならば、親友の為に心を鬼にして非情な決断をすることも当人の為なのではないでしょうか。まして作中の世界観では殺人=罪ということになっているんですから。そう言う点で、ユーリという主人公と対比されるフレンというキャラは、本当の意味での対比で描かれたキャラクターではないのだなぁと思いました。
罪を背負うことも、償うこともしようとしないで、「罪人」を自称しないで欲しいです。
スタッフは『仕事人』を意識したということでしたが、仕事人は自分の感情や考えで人を殺さないですよ。曲がりなりにも仕事人には仕事人のルールがあって、それに沿ってやってるんです。同じ「法で裁けない悪人を殺す」でも、全然違います。
彼を好きな方には申し訳ないが、私は彼には自分勝手な印象しか受けませんでした。
覚悟も信念もなくただ「気に入らないからやっつける」だけなんだなぁと。そしてその手前勝手な考えを通すのに正義という言葉を使って欲しくなかった。彼のそれは正義でなく自分勝手なだけだと思います。

そして、終盤のストーリーですが、「世界を救う為にエンテレケイアに精霊になって貰う」という辺りが私にはどうも駄目でした。
それは「世界の為に死んでくれ」と言いに行くのと何が違うの?記憶が残れば別の存在になっても生きているから問題ないの?なら、何故ジュディスは「バウルが精霊になるのは耐えられない」等と言うの?友人じゃないから、人間でないから良いの?と思ってしまって。
リタなんかは納得できなくもないんですけどね。何よりもエステルが大切だというのがそこまでのストーリーで伝わってきてるので。ジュディスに関しては前述の通りエンテレケイアは全て仲間的な位置を取っていた割にバウルがそうなるのは耐えられないけど他のエンテレケイアにはなし崩しでお願いしてまわるという、なんだかちぐはぐな印象を受けてしまうんですが。更に表立って何もしない割に煮え切らない描写がとても中途半端に思えました。
それどころかあまつさえ精霊になってくれたことを差して「良かったね」と言える感覚が分かりませんでした。あまり分かりたいとも思えません。
言ってみれば彼等は世界の為に犠牲になってくれたのに、良かったね?自分達は何も代償にせず、彼等は(精霊になって記憶を引き継ぐとはいえ)自らの存在と引き換えに世界を救う手段となってくれたのに、良かったね?それだけで済むの?
中盤でエステルが「世界の為に死んでもらう」という状況に陥った時には「死ぬな」と止めたけれど、じゃあエステルが精霊化して世界を救うということになるなら止めなかったの?止めたんじゃないの?と思いました。
ユーリはエンテレケイアが精霊になることについて、「記憶があるなら別の存在になっても問題ない」と考えているようですが、私にはそう思えません。
世界観や状況等違う訳ですし、あまり他作品を引き合いに出したくはないのですが、他作品の事を考えずには居られませんでした。じゃあ、世界が救われて記憶を持つ存在が其処に居るなら、完全なハッピーエンドと言えるのかと。「その後はみんな幸せに暮らしました。めでたしめでたし」で済むのかと。まあ、そういう考え方もアリなのだと思いますが。
その辺りの点では、ラスボスの主張にはとても同意出来ました。結局人間が勝手にやってるだけじゃないかと。まあ手段はアレですが。
更に言うなら、そこの問答も更にもんにゃりしました。「みんなで決めたんだ!」と言うけれど、エンテレケイアにそれしかないと世界を救う為だと、他に選択肢を示さなかったのは誰?みんなって、パーティーのこと?最終的には各トップに了承を得たけれど、それで「みんな」って言えるの?そもそも、「みんなに反対されようが世界を救うにはこうするしかないんだ」って言ってませんでしたっけ?なのに「みんなで決めた」?
おまけに、世界を救う為の手段が毎回場当たり的な発見で確証もない。毎回「これでなんとかなるだろう」という楽観的なものしかない。なのに、何故信念を持って人殺しという罪も背負おうと覚悟している各ボスにどうしてああやって自信満々に反発できるのか。結果的に全て上手くいったから良かったですけど、最後のもデュークが手伝ってくれなかったらどうする気だったのか。

似たようなこといったりやったりしてるゲームはあるんですが、ここまでもんにゃりしなかったのは今回の彼等があまりにも悪びれないと言うか、覚悟も信念も感じられなかったからだと思います。
かかっているものや代償にしたモノに対してすごく軽いんですよね、ノリが。それにとてもついていけなかったというか。

…と、ストーリーやキャラクターの考えにはあまり納得できなかったです。
是非ここら辺きちんと考えた上で肯定的に考えてる人の話を聞いてみたいんですけどね。


ストーリーは自分に合いませんでしたが、システムは結構面白かったと思います。ラスボスがオートモードで倒せるのはどうかと思いますが。
戦闘自体はアビスをちょっと進化させた感じで、協力して倒したりするのは良いなぁと思いました。誰が何してんのかは大変分かりにくいですが。それ以外にもカメラの位置が微妙で、手前に居る味方や敵で操作キャラが見えないというのが多いのは少し気になりました。
スキルを武器から習得するのは好きです。スキル習得の為にチマチマ戦闘したり武器集めたり付け替えたり合成したりは楽しかったです。
ただ、あまりにも鬼畜実績はどうかと思います距離とか。引き継ぎなしであの距離は廃人だろ…。まあだからPS3番で短くなってたんでしょうけど。
衣装替えが出来るのは楽しいんですが、余りにも細々とした所まで及んできてて、これはRPGに必要なのかなぁとも思いました。キャラエディットした方が早くないか?とか。まあテイルズシリーズに限ったことでもないですし、今更ですがね。
とりあえずエステルに常時眼鏡を装備させてました←